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クラウディオ・チェッコーリはアルゼンチンの8弦のガットギター奏者です。ギターの音色としては少し甘目なのが魅力的で、このアルバムはガットギターのファンにオススメの作品です。ゲストにケーナ奏者として有名なラウル・オラルテも参加しています。■チェッチェコリィ〜チェッコリィ〜。お茶の宣伝じゃないけど、ちょっといい感じですよ、このギター。クラウディオ・チェッコーリは、ソロ以外にも80年代の終わりから90年代にかけて、トラマというフォルクローレをベースにしたトリオでも活動していたギタリストでいながら、この『ラ・ソンリサ』が40歳にして初のソロアルバム。作曲家としての技量も高く、彼の作品はギター教本にも取上げられているほか、舞台演出やビデオ作品の音楽監督を勤めるなど、マルチな才能の持ち主である。このアルバムもどこか映像を意識させるような雰囲気で、6や9ではステージで踊るダンサーの足さばきまでが見えそうだ。フォルクテンポラネオスな彼らしく、クラシックもフォルクローレもタンゴもジャズもロックも超越した10、11なんか聴き応え十分である。8弦ギターをこれほどに自由に操り、時には鋭く時には甘く、空に突き抜けるような澄んだ音色を紡ぎ出すチェッコーリが本領を発揮するのはここからだ。(梓奈)