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■驚愕のテクニックと音楽性を併せ持った新感覚のハーモニカ奏者が出て来てしまった!ジャズやブラジル音楽(!)に目覚めてクロマティック・ハーモニカ(ブルース・ハープとは違うのだ)を手にしたと言うガブ君は、ブラジルの首都ブラジリア出身、まだ20歳代前半だろうか?エルメート・パスコアルに大きな影響を受けていると言う彼、何とエルメートやマルシオ・バイーア(エルメートグループのドラマー)らをゲストに迎えたデビュー盤を作った。同業の筆者としては首を締め上げてやりたい程の行状である。が、超絶バンドリン奏者、アミウトン・ヂ・オランダ等、生きの良いブラジリアの若手ミュージシャン達をバックに、サンバからからエルメート曲までをとてもハーモニカとは思えない程のスピード感で吹き切るこの痛快さ、自由さ、そうかと思えば師匠マウリシオ・エイニョルンとの最高に美しいハーモニカ・デュオ…。恐れ入谷の鬼子母神。口惜しいが、文句なしのスイセン盤だ!(matsumonica)