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ジョイス・バンドのリズムとグルーヴの要は、このトゥッチ・モレーノです。トゥッチの唯一のリーダーアルバムが『フォルサ・ダ・アルマ』です。とてもレベルの高いインスト作品で、参加しているのはベースもジョイス・バンドのホドルフォ・ストロエテル、ピアノはアンドレ・メーマリ、サックスはプロヴェータ、そして当然ゲストにジョイスがゲストで歌っています。2007年のジョイスの来日公演はこのトゥッチをフィーチャーした“サンバジャズ”がテーマなので、その前にこのCDで予習をしませんか?MPB065号より■ジョイスの旦那様という以外失礼ながら全く経歴を知らず、トロピカリアの本で堂々たる彼の写真を見つけ驚いたことがある。そのトゥッチさんのドラムのスタイルから言って超ドジャズかと思い込んで聴けば、ストリングス使いにキュンとさせられ、ブラジル人特有のゆるい感じにこれこれ!と思い、ついにはメロディアスな演奏に巻き込まれてしまう。奥方ジョイスの声が現れた瞬間、やっぱそう来るよねぇ、とつぶやいてしまった。(yoshie)■ジョイスのご主人でドラマーとしてジョイス・バンドを支えているトゥッチ・モレーノの唯一のリーダーアルバムがこの『フォルサ・ダルマ』です。トゥッチはバイーアの出身で、60年代にはジルベルト・ジルやカエターノたちと演奏活動をしていて、カエターノやジルが亡命していたロンドンまで訪ねていくくらい仲が良かったのです。このアルバムはピアノに注目株のアンドレ・メーマリ、ベースに長年の付きあいになるホドルフォ・ストロエテル、サックス〜フルートにプロヴェッタというベストメンバーを揃えていて、カイミ、ルイス・エサ、ジョイス、ドゥルヴァル・フェヘイラ、ジスモンチらの名曲を取り上げて、基本的にインストで演奏しています。もちろんゲストにはジョイスが参加して、自作の2曲を歌っています。(ケペル)